湯河原の山に、ニホンジカが入ってきています。神奈川県の令和7年度ニホンジカ管理計画では、湯河原の管理捕獲の目標は30頭です。令和6年度の計画では20頭、その前の年は70頭でした。目標の数字は揺れ、シカはもう山にいます。
それでも、畑の話にはなっていません。令和7年度の計画では、湯河原に目立った農業被害はなく、山間部の捕獲数は増えていて、生息域の拡大が懸念されています。シカはイノシシの捕獲でもかかります。真鶴町では、出没があれば捕獲します。これも同じ計画の中です。
町は、すでに30頭と書いていた
県の数字より前から、町は同じ頭数を置いていました。平成29年度から平成31年度の鳥獣被害防止計画(平成30年改定)は、平成30年度からの年間捕獲をシカ30頭、イノシシ160頭としています。平成28年度のシカによる農作物被害はなし、という記録です。山での目撃は、森林の中の被害を指しています。捕獲にあたるのは、町の職員、JAかながわ西湘、猟友会湯河原方面支部、湯河原町鳥獣被害対策実施隊です。
その山は、尾根の向こうまで続いています。箱根はもっと前から数えています。環境省の令和3年度、箱根のシカ対策の資料では、カメラトラップにシカが写る頻度が箱根の大部分で上がり、長尾峠と駒ヶ岳では急に上がっています。湯河原は、この資料の外輪山南部地域に入ります。この区域の優先度は低めでした。
だから隣の谷のニュースは、もうこちらの話です。2026年10月、日本テレビは箱根と観光地のシカ、そして収穫の半分を失った小田原のみかん畑を伝えました。その報道と、こちらの畑への問いかけは箱根のシカと湯河原のみかんに書きました。果物そのものは湯河原の柑橘、採る季節はみかん狩りです。同じ山のサルはT1群と暮らす町にまとめてあります。シカもサルも、その間のみかんも、この斜面の話です。ほかの記事は湯河原の野生動物に並んでいます。
